
子育てのためにコンサートから遠ざかっている方々に朗報です。今年のサラダ音楽祭には赤ちゃんでも入場可能なコンサートが開催されます。本当に0歳からOKです。乳幼児でも入場可能なコンサートは本当に数少なく、ぜひ、お子様を連れて、家族で楽しんでもらいたい音楽祭だと思います。
サラダ音楽祭のサラダは‟Sing and Listen and Dance„からサラダと名付けられました。「歌う!聴く!踊る!」をコンセプトに、東京都と東京都交響楽団が、東京芸術劇場及び豊島区と連携し、赤ちゃんから大人まで楽しめるオーケストラコンサートなど、多彩なプログラムを展開します。
その中のあるコンサートがお子様向けの、テレビでいえば『おかあさんといっしょ』のようなコンサートなのです。みんなで歌い、楽しい音楽を聴いて、一緒に踊るコンサートです。これを書いている私でさえ、なんか楽しくなってしまうコンサートなのです。
OK!オーケストラ
サラダ音楽祭のメイン・プログラムの一つです。0歳児からのためのコンサートです。ベビーカーはエントランスまで入場可能で、演奏中は預かってくれます。コンサート中の入退場も自由。お子さんがぐずついたら、いったん外に出てまた、途中から戻ってきてOKです。
赤ちゃんOK! 歌ってOK! 踊ってOK!とうたっている通り、赤ちゃんが泣いても声をだしてもOK!周りに気兼ねせずに、悠々と対応できるので大丈夫です。こんなコンサート、子育て世代には、なんと夢のようなコンサートではないですか。
歌ってOKは『となりのトトロ』の人気曲「さんぽ」や『忍たま乱太郎』の主題歌、そしてディズニーメドレーをみんなで歌います。踊ってOKはみんなで歌いながら踊るのではないかと思っています。その方が絶対楽しいですからね。きっと、そうだと思います。
指揮者体験も可能!
ちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんには「指揮体験コーナー」もあります。会場から選ばれた数人が、オーケストラを指揮するのでしょう。司会も付きますから、面白おかしく、盛り上げてくれると思います。本当に、家族全員が楽しめる1時間になると思います。
一つ気になるのは2歳児以下は抱っこが基本となります。その場合は無料ですが、2歳児ぐらいになると重いですから、抱っこは辛いなという方は、しっかりもう1席増やした方が無難です。ただし、大人用の席なので注意してあげてくださいね。危ないですから。
サラダ音楽祭2019詳細
【日程】
9月14日(土)
【時間】
①11:00開演(10:00開場/12:00終演予定)
②15:00開演(14:00開場/16:00終演予定)
※1時間公演です。途中の休憩はありません。
【会場】
東京芸術劇場 コンサートホール
【チケット】
一般:1,500円(全席指定)/3歳以上~高校生:500円 ※2歳以下膝上無料
チケットは「サラダ音楽祭2019 チケット販売サイト」からお申し込みください。
お父様、お母様に
このコンサートの凄いところは、今後の日本のクラシック界を牽引していく指揮者大野和士が指揮する事、そして日本を代表するオーケストラ東京都交響楽団が演奏することです。子供のためのコンサートだからといって手を抜く事なく、一流の演奏家を揃えたところです。
子供にとっても、小さい時から、素晴らしい音楽に接すれば、立派な情操教育になります。歌って、踊ってですからリトミックのような効果もあると思います。子供にとってはきっと楽しい思い出になるはずです。これをきっかけに、楽器を始めようかなという子も出てくるかもしれません。
まとめ
まず、サラダ音楽祭というネーミングが素敵です。乳幼児向けのコンサートは本当に稀なもので、尚且つ、これだけしてくれるコンサートはこの音楽祭だけではないでしょうか。このコンサートが成功裏に終わり、毎年続いていけば、クラシック・ファンとしてとても有意義だと思います。