ベートーヴェンクイズ 初級編

2020年はベートーヴェン生誕250周年の記念の年ですが、新型コロナウィルスの関係で、各国のほとんどの企画が中止となり、ベートーヴェン・ファンとしてはとても残念な年になっています。本来ならばクラシック音楽界はベートーヴェン・イヤーとして盛り上がっていたはずです。

今年のイベントはほとんど中止となりそうな雰囲気ですので、ベートーヴェン・ファンはめいめいにお祝いしましょうね。そこで、OTOMAMIREでもベートーヴェンの基礎知識を勉強してみようという事で、ベートーヴェンクイズをやってみようと思います。

ベートーヴェンが変わり者だった事はみなさん良く知っていますが、その事だけに焦点を当てるのではなく、もっと基本的な事から彼を知って貰いたいと思います。初級編ですので、ベートーヴェンの最低限知らなくてはいけない問題に絞りました。全問正解を目指して頑張って下さい。

初級編と言っても手強い問題もあります!
吾輩のこの位の事は知っていて欲しい!

問題1

ベートーヴェンは音楽史の区分ではどの区分に属しているでしょうか?

①バロック
②古典派
③ロマン派
④印象派

問題1:答え
② ベートーヴェンは古典派を完成させた人物でした。

問題2

ベートーヴェンはどこの国の何という都市で生まれたでしょうか?

①イタリア、ミラノ
②オーストリア、ウィーン
③ドイツ、ボン
④イギリス、ロンドン

問題2:答え
③ ドイツのボンで誕生しました。洗礼を受けたのが1770年12月17日と分かっていますが、正確な誕生日は不明です。

問題3

ベートーヴェンは幾つで亡くなったでしょうか?

①36歳
②46歳
③56歳
④66歳

問題3:答え
③ 56歳で亡くなりました。長生きしてくれればもっと素晴らしい楽曲を書いていた事でしょう。

問題4

ベートーヴェンは若い頃から耳の疾病に悩まされるようになります。何歳の頃からだったのでしょうか?

①7歳
②17歳
③27歳
④37歳

問題4:答え
③ 27歳ごろから耳の疾病に悩まされ始め、30歳ごろには会話帳が必要になりました。

問題5

ベートーヴェンは耳の疾病に悩み遺書を書きましたが、それは何と呼ばれるでしょうか?

①ウィーンの遺書
②パリの遺書
③ミュンヘンの遺書
④ハイリゲンシュタットの遺書

問題5:答え
④ ハイリゲンシュタットで書かれた事からこう呼ばれています。1802年10月の事です。遺書は2通書かれました。

問題6

ベートーヴェンは『交響曲第3番』以降、次々と音楽史上に残る名作を書き上げます。この1804年からの10年間を何と呼ぶでしょうか?

①傑作の森
②傑作の泉
③傑作の壺
④傑作の門

問題6:答え
① 「傑作の森」です。フランスの作家ロマン・ロランが名付けました。

問題7

ベートーヴェン「三大ピアノソナタ」と言えば『悲愴』『熱情』ともう一つは何でしょうか?

①ヴァルトシュタイン
②テンペスト
③告別
④月光

問題7:答え
④ 『月光』が正解です。ベートーヴェンが作曲したピアノソナタのうち、特に有名な3作です。

問題8

ベートーヴェンの最後の曲は何でしょうか?

①弦楽四重奏曲第16番
②ピアノソナタ第30番
③交響曲第9番
④ピアノ三重奏曲

問題8:答え
① 『弦楽四重奏曲第16番』です。晩年のベートーヴェン研究には欠かせない楽曲です。

問題9

ベートーヴェンの弟子は5人いたと言われています。その中で後世まで名を残し作曲家となった人物は誰でしょうか?

①シューベルト
②ツェルニー
③ジュスマイヤー
④シンドラー

問題9:答え
② ツェルニーが正解です。ツェルニーは現在でもピアノ練習曲作曲家として有名です。

問題10

ベートーヴェンが生きていた時代に発明され、ベートーヴェンも気に入っていた機械は何でしょう?

①蓄音機
②洗濯機
③掃除機
④メトロノーム

問題10:答え
④ メトロノームの発明にベートーヴェンは歓喜しました。発明以降の楽譜にはメトロノーム記号を取り入れています。
全問正解できましたか?
最低限、これぐらいは覚えて欲しいものだ!

まとめ

ベートーヴェンクイズは如何だったでしょうか。易しすぎたかなとは思いますが、ベートーヴェンの生まれた国や身近な事柄から覚えて貰いたいと思い、この問題を作りました。ベートーヴェンの作品についてや人間性などの問題も中級編で出していきたいですね。

ベートーヴェンクイズは上級者編まであります。興味のある方はこちらにも挑戦してください。
『ベートーヴェンクイズ10問【中級編】』はこちら
『ベートーヴェンクイズ10問【上級編】』はこちら
『ベートーヴェンクイズ10問【超難問編】』はこちら

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