
指揮者ヤニック・ネゼ=セガンが音楽監督を務めるフィラデルフィア管弦楽団の日本ツアーの開催決定が正式に発表されました。フィラデルフィア管弦楽団のとニューヨークのメトロポリタン歌劇場の音楽監督を兼務する一流指揮者と一流オーケストラの日本ツアーは大注目です!
かつてカラヤンがウィーン国立歌劇場とベルリン・フィルを兼務していたように、2つの音楽監督を見事にこなし、ヤニック・ネゼ=セガンも帝王と呼ばれる日が来るのでしょうか。フィラデルフィア管弦楽団・ヤニック・ネゼ=セガンの概要とツアーの日程などを紹介していきます。
2019年11月来日公演決定!
2019年11月3日【京都】11月4日・5日・7日【東京】にて、ヤニック・ネゼ=セガンが指揮する『フィラデルフィア管弦楽団の来日ツアー』が行われる事が発表されました。華麗なるフィラデルフィアサウンドと賞賛される美しい演奏は聴きに行く価値ありです!!
日本ツアー【日程】
・11月3日(日) 15:00 京都/京都コンサートホール【プログラムA】
・11月4日(月) 16:00 東京/サントリーホール【プログラムB】
・11月5日(火) 19:00 東京/東京芸術劇場 コンサートホール【プログラムA】
・11月7日(木) 15:00 東京/NHKホール【プログラムA】
【プログラムA】
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18(ピアノ:ハオチェン・チャン)
ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界から」
【プログラムB】
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35(ヴァイオリン:リサ・バティアシュヴィリ)
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調
フィラデルフィア管弦楽団
1900年に創設されたフィラデルフィア管弦楽団は、100年以上の歴史を持つ世界的オーケストラです。優れた演奏だけでなく、歴史的な海外ツアー、ベストセラー録音などクラシック音楽界を牽引してきた偉大なオケでもあります。
歴代音楽監督
- シール(1900-1907在任)
- ポーリヒ(1907-1912)
- ストコフスキー(1912-1941)
- オーマンディ(1936-1980)
- ムーティ(1980-1992)
- サヴァリッシュ(1993-2003)
- エッシェンバッハ(2003-2008)
- デュトワ(2008-)
ヤニック・ネゼ=セガン
カナダ出身の指揮者(フィラデルフィア管弦楽団音楽監督)。
5歳でピアノを学び瞬く間にその才能を開花させます。弱冠10歳にして本格的に指揮者を目指すようになります。、ケベック音楽院モントリオール校でピアノと室内楽を学び、その一方でプリンストンのウェストミンスター・クワイヤー・カレッジで合唱指揮も学ぶ超エリートでした。
その後、様々なオーケストラで音楽監督などを務め、2009年から2010年にかけては世界トップクラスのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、メトロポリタン歌劇場でデビューを果たします。
2012年には功績が認められ、37歳で歴史あるフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任する事が発表されました。若き天才指揮者の公演日本で聴けるとあれば、クラシック好きとしてたまりません!ぜひ皆さまもお時間作れそうなら聴きに行来ましょう!
まとめ
フィラデルフィア管弦楽団の来日ツアーが発表されたので取り急ぎ紹介させていただきました。2019年は世界一のオーケストラと呼び声高い、ベルリン・フィルも来日が決定しているので本当に目が離せない一年です!
安全で、ご飯も美味しい、そして世界有数のオーケストラが来てくれるこの日本という国に生まれて本当によかったと思ってしまいます。