関連記事
-
モーツァルト後期ピアノ協奏曲【モーツァルトの魂を込めた傑作たち】
モーツァルトの生涯の中で特に晩年は傑作が多く作曲されています。晩年と言ってもモーツァルトは35歳で亡くなったのですから、普通に考えれば働き盛りです。とても晩年と言うには早すぎます。 1785年(29歳
-
グラモフォン誌が選んだピアノソナタTOP10【初心者向けガイド】
多くの作曲家がピアノソナタを作曲しています。それらを全て聴くなど到底できるものではありません。総数でどのぐらいあるかも数えきれないでしょう。その中から我々が聴く事が出来るのは、せいぜい数十曲ほどに絞ら
-
世界が注目する新世代指揮者8名【『レコ芸』ぺトレンコ時代特集から】
『レコード芸術』2019年11月号で「キリル・ペトレンコ時代開幕!躍進する新世代指揮者たち」という特集が組まれました。20代~40代の新世代の8人の指揮者について、各評論家の論評が掲載されています。興
-
世界からピアノが消える!?【深刻なピアノ調律師不足】ピアノ界に忍び寄る危機…。
ピアノの調律師は音楽大学や専門学校で学び、国家試験を受けて晴れて調律師になる事が出来ます。ピアノメーカーの専門学校もあります。こうして毎年数百人の調律師たちが誕生しています。 なのになぜピアノ調律師が
-
マーラー 交響曲第2番『復活』楽曲紹介と名盤案内【「生と死」をテーマにした壮大な交響曲】
マーラーの交響曲第2番は『復活』という標題からも分かるように、「生と死」をテーマにした交響曲です。マーラーがこの交響曲を作曲し始めたのが1888年ですが、その翌年マーラーに次々と不幸が訪れます。 両親
-
ショパンコンクール2021を振り返る【採点表から探るコンクールの全体像】
第18回ショパン国際ピアノコンクール(以下、18回ショパンコンクール)は2021年10月3日から10月21日にかけて開催されました。新型コロナのため1年遅らせての開催となった第18回大会でしたが、その