関連記事
-
カラヤンの音楽性を考える【究極の音楽美を追求したカラヤンの芸術性は否定されるべきものなのか】
カラヤンが亡くなってから30年以上過ぎてもなおカラヤンの人気の高さや話題には事欠きません。20世紀に活躍した最後の偉大なる巨匠指揮者であり、夥しい数の録音を残した事でも有名です。 ベルリン・フィルとい
-
藤田真央 ピアニスト【中村紘子を感動させた逸材】
藤田真央(ふじた まお、男性)は、2019年のチャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門で見事第2位に輝いた逸材です。まだ、20歳ながら、今まで歩んできた道を見てみると、とても華やかなものがあり、将来
-
小澤征爾がコンサート前に行う儀式とは【天才指揮者のマル秘ルーティン】
日本を代表する天才指揮者である小澤征爾にもコンサート前に必ず行う儀式、所謂ルーティンが存在します。一流のアスリートであるイチロー選手がルーティンを大切にしている事は有名な話だと思います。では一流の音楽
-
黒人霊歌の魅力【現在にも歌い繋がれる奴隷たちの願い】
黒人霊歌とは、かつてアフリカからアメリカに強制的に奴隷として連れられてきた人達が、日々の辛い労働の中でもキリスト教に目覚め、来世こそきっと救われるという思いで生み出された音楽のことを言います。 自
-
ブラームス『交響曲第2番』【ブラームスの『田園』交響曲と呼ばれる傑作】
『交響曲第1番』は21年もの歳月をかけて作曲されましたが、この『交響曲第2番』はわずか4ヶ月という短い期間で作曲されました。 『交響曲第1番』を作曲するに当たり、様々なアイデアが湧いた事でしょうから、
-
リサイタルを始めたのはリストだった!【時代の寵児は先見性にも優れていた】
リストといえば超絶技巧を駆使した難しいピアノ曲を作曲した人物と知れ渡っています。リストは幼少期より天才ぶりを発揮し、ついに「ピアノの魔術師」といわれるまでになりました。 現在でもピアニストにとってはリ