東京2020 NIPPONフェスティバル【特別公演ベルリン・フィルin Tokyo】の開催が決定!!

世界一のオーケストラ「ベルリン・フィル」の演奏が2020年も東京で聴けます!!2年続けての来日になります。東京オリンピック2020大会の公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の共催プログラムとして、2020年6月に来日公演が行われる事が決定しました。

「東京・春・音楽祭」というイベントをご存じでしょうか。2005年から行われている春恒例の音楽祭ですが、2020年は、「東京2020 NIPPONフェスティバル」の一環も兼ねる事になり、その中の特別公演としてベルリン・フィルの招聘となったようです。

オリンピック・イヤーに花を添えるこの催しは、ベルリン・フィルが4日間コンサートを行う事と、一部の演奏曲目が発表されています。『復活』とか『第9』とか、ぜひ聴きたいコンサートです。ファンにとっては溜まりません。現時点で分かっている情報を載せておきます。

東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 2020

日時・会場:
2020年6月24日(水)東京文化会館大ホール【プログラムA】
2020年6月25日(木)東京文化会館大ホール【プログラムB】
2020年6月26日(金)東京文化会館大ホール【プログラムC】
2020年6月27日(土)野外会場(都内/調整中、荒天の場合は28日(日)に順延)

出演:
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)/他

予定曲目:
【プログラムA】 東京2020大会のためのスペシャル・プログラム
【プログラムB】 マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 《復活》
【プログラムC】 ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 op.125 《合唱付き》

主催:
東京・春・音楽祭実行委員会

共催:
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

※「東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 2020」のその他詳細は、2019年11月下旬に発表されるそうです。その点は分かり次第、内容をお知らせ致します。

東京・春・音楽祭について

「東京・春・音楽祭」は、2019年、15年目の春を迎えました。「東京」に住む人、働く人、事業活動を行う組織など、「東京」とかかわりを持つ皆さんと、協力しながら、世界的な音楽祭に発展させようと始めたのが2005年です。 音楽祭が開催される上野公園は、江戸期、寛永寺の境内であり、桜の名所でした。明治維新後、厳しい財政難の下で、世界的な文化ゾーンをつくろうという明治政府の志が、途切れることなく踏襲されてきたのが、現在の上野公園です。絵画、音楽等の西洋文化受容の地であるとともに、伝統ある日本の芸術を発展させる基盤となっています。芸術家を育てる教育機関、様々な博物館等、文化を守護、発展させるインフラを、営々として構築し続けてきました。

 上野こそ、絢爛と舞う桜と音楽の祝宴で、春の喜びをわかちあうにふさわしい場です。早春の冷気に、つぼみが膨らみ、あたたかい春のひかりに花がひらき、花吹雪になって散るまでの時間、上野公園は、音楽と桜の響宴する空間となります。音が消え、桜が散る。音楽も桜も、形としては、なにも残らず、記憶だけが、いつまでも生きる喜びとして慰めを与えてくれます。時の流れは、移ろいやすい季節と似て、「束の間の幻影」のように、消えてしまいますが、喜びや悲しみは、音楽や桜の感動とともに、いつまでも鮮やかな記憶として残っていきます。豊かな記憶を重ねることだけが、人が生きる喜びなのかもしれません。「東京・春・音楽祭」は、皆様のご協力のもと、さらに大きな広がりを持てるよう努力を続けていきます。

東京・春・音楽祭実行委員会
実行委員長 鈴木幸一

ベルリン・フィルについて

ベルリンフィル 歴代音楽監督

世界一のオーケストラ。オーケストラの中のオーケストラ。こんな賛辞がぴったりの唯一無二のオーケストラです。こんな事、皆さんも良くご存じですね。今年の8月に空席だった首席指揮者にようやくキリル・ぺテレンコが就任します。どんな音楽性を与えてくれるのか期待しています。

カラヤン亡き後、アバド、ラトルと主席指揮者は変わりました。大好きだった第1コンサートマスターのシュバルベやオーボエのシェレンベルガー、クラリネットのライスターは退団しましたが、音楽軍団としてのベルリン・フィルは変わりなく進歩してきました。

第1コンサートマスターに日本人の樫本大信がいて、清水直子がビオラの首席で、もう一人第1ヴァイオリンに日本人がいます。彼らがベルリン・フィルの伝統を継いでいってくれています。音楽については妥協しないメンバーたちによって今後も世界一のオケとして存在するでしょう。

グスターボ・ドゥダメル【指揮者】

グスターボ・ドゥダメル【指揮者】©︎Stephan Rabold

2017年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートで指揮をした指揮者ですのでご存じの方も多いのではないでしょうか。まだ38歳の中堅の指揮者です。2004年にバンベルクで開かれた第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールに優勝し、一躍脚光を浴びる存在となりました。

2009年からはロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めており、将来のクラシック界を担う指揮者として有望視されています。この歳にして、ベルリン・フィルの常連であり、同オーケストラからもその実力は高く評価されています。

ニューイヤーコンサートを任されるぐらいの指揮者ですから、オペラはもちろん、コンサートにおいても、その実力はまだまだ伸びしろの多い指揮者です。あと10年後ぐらいには、ひょっとすると、ベルリン・フィルの音楽監督になっているかもしれません。

まとめ

今シーズン来日するベルリン・フィルが2020年にもやってくるなんて、ファンとしてはとても嬉しい限りです。毎年、ベルリン・フィルの演奏が聴けるなんて、東京以外考えられないことです。自国、ドイツ内でもそうそう、地方公演をするなんてありません。

チケットの値段がとても気になるところです。ファンとしては早くその手の情報が知りたいですが、第9の合唱団を連れてくるのかなどの詳細が発表される11月まで楽しみに待ちましょう。日本って本当に恵まれている国なんですね。クラシック界にとって日本は美味しい国なのですね。

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