関連記事
-
生涯で1000曲以上を作曲したバッハの天才性【なぜ天才は多くの作品を残す結果になったのか真相に迫る】
ベートーヴェンはバッハについて問われた時に、「バッハは小川ではなく大海だ」といったというエピソードは有名です。ドイツ語で「BACH」は小川を意味し、これを踏まえてベートーヴェンが言及した訳ですが、言い
-
古楽器オーケストラの存在意義【古楽器でなくては味わえない響きを求めて】
20世紀に入ってから「古楽器」(ピリオド楽器ともいう)を使用したオーケストラが多くなりました。多くなったといっても現代オーケストラと比べれば極々わずかではあります。 彼らが行っているのは出来る限り作品
-
オーケストラのチューニングをオーボエがリードする理由とは
オーケストラの演奏を聴きに行って、団員が全員揃うと、最後にコンサートマスターが出てきて、チューニングが行われます。オーケストラによってやり方は少し異なりますが、全ての楽器が一斉に音を出し、オーケストラ
-
【ドイツリートの大傑作】シューベルト歌曲集『冬の旅』
シューベルトといえばドイツリートが1番です。いいや交響曲があるではないかという人も大勢いると思いますが、私の中では「歌曲王」のイメージの作曲家です。 性格的には意外と陽気だったようですが、リートを聴く
-
仲道郁代 【ママさんピアニストの活躍】
仲道郁代の演奏を聴いた事が有るでしょうか。デビュー当時から、本当に美しい方で、現在でもその美貌は変わっていません。ショパン、シューマン、モーツァルトそして現在は特にベートーヴェンに力を入れています。2
-
リサイタルを始めたのはリストだった!【時代の寵児は先見性にも優れていた】
リストといえば超絶技巧を駆使した難しいピアノ曲を作曲した人物と知れ渡っています。リストは幼少期より天才ぶりを発揮し、ついに「ピアノの魔術師」といわれるまでになりました。 現在でもピアニストにとってはリ